イラストレーターとして仕事を始めてから30年以上が経ちました。
様々な出来事、様々な人々との出会い、
そして沢山の音楽や映画から生じた僕の心象風景を、
ひとつ一つの絵の中に描き込んで来ました。
気がつけば、本当に多くのキャラクター達に囲まれ、
そして僕の志を支え協力してくれるスタッフ達も
側に集ってくれています。
このようにWeb上で僕の作品や仲間をご紹介出来るのも、
時の流れの中で進化してきた世の中の技術のお陰であり、
サイトご訪問の皆様には、
どうかゆっくりご覧いただければ幸いです。
ただ、新しい技法は
多くの人が用いることにより普遍なものとなってしまい、
最終的に個性として問われるのは、自己の感性とアイディアであり、
その元となる感動や衝動、深い嗜好や志なのではないかと感じています。
「どんなに素晴らしい画像も、始まりは一枚の紙と鉛筆」と
何度か述べていますが、全ては鉛筆で描けるものが原点となり
育っていくものです。
そのような意味で、僕自身も客観的に自己の作品を見つめ直し、
原点を忘れぬよう心がけたいと思いますし、
皆様にもそれを感じとっていただければと、願っています。
松下 進